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2010年12月16日 (木)

機材ネタ 電子楽器や携帯オーディオからのライン接続のこと

吹田フォルクローレフェスタでは、楽器用マイクの他 電子楽器やメディアに録音された音源使用を
可能としています。

只、複数のグループが事前のリハーサルやサウンドチェック無しで出演する為、舞台転換の支障に
ならないように出演者側と音響側の事前打ち合わせが必要になります。

今日は、参考になればと楽器用マイクや携帯オーディオから音響へのライン接続について書きます。

第8回 フェスタにて (撮影 夢ちゃん

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楽器用マイクについて

例えば先日のフォルクローレフェスタの持ち込み楽器用マイクでは・・

アルパお二人とアコーディオン、バイオリンが持ち込みマイクで共に専用パワーモジュール(DI?)
付きのコンデンサーマイクでした(プロの方には専用のマイクを使う方が多いです)。

例えばこんなの

01

P_atm35_02

これら専用パワーモジュールが付いているものについてはそこへマイクラインを繋ぐだけです。

只、コンデンサーマイクの場合は電源が必要になるので、それをマイク付属のパワーモジュールに
内蔵した電池から送るのか、ミキサーから送る(ファンタム電源と言います)かを事前に演奏者と
打ち合わせる必要が有ります。

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携帯型オーディオプレイヤーからの接続について

皆さんもお持ちでご存じかと思いますが音声ラインの出力は、イヤフォンの接続端子(ミニステレオ
プラグ、ジャック)しか有りません。

この場合は、ミニステレオプラグとフォンコネクター(オス)のオスが付いたケーブルを使います。

ステレオで受け渡しする場合は、こんなの  小さいコネクターがミニステレオプラグ

02

モノラルに変換して受け渡しする場合はこんなの

03

卓(ミキサー)が近くに有る場合は、そのままフォンコネクターを卓に接続します。

吹田フェスのように卓が離れていて、途中にマルチケーブルを使っているような場合は、途中に
D.Iと言う装置を介してマルチケーブルに接続します。

D.Iについては音響側で用意することが多いですが事前に使用する旨を伝えておいた方が無難です。

D.Iの一例 以前の記事に書いたような・・ 機材のカテゴリーを探してください(笑)

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※注意点

音響側ではステレオ出力を一つのコネクターで受けることは出来ません。
一つのコネクターではあくまで1チャンネル、ステレオでは2チャンネルが必要となります。

なので、このようなステレオタイプのフォンコネクターでは受けられません

05

むろんいざと言う時は、変換コネクター等を使って回線を構築しますが、リハの無いぶっつけ本番では
無理なので事前に接続して確認する必要が有ります。

尚、ステレオの場合 D.Iも当然2チャンネル分必要になります。

余談
イヤフォンに使われているミニプラグはトラブルメーカーです。
イヤフォンの片側から音が出ない時、差し直したり、クリクリ回したら聴こえるようになった経験は
ありませんか? あのサイズと構造では無理が有るのです。小型録音器のマイク端子も要注意です。

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電子楽器やシーケンサー等の機材の場合

これらは、音響機材への接続を考慮してライン出力のフォンコネクターがあるので、俗にシールドと言う
両端がフォンコネクターのケーブルで接続できます。

が、家庭用の電子ピアノ等にはライン出力が無くてイヤフォン端子しか無い機器もあります。
その場合は、携帯型オーディオプレイヤーと同じ接続になります。

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マイク内蔵の弦楽器 エレガット等

電池内蔵のプリアンプが付いているエレガット、アコースティックギターは、シールドケーブルを
使いD.Iに接続するだけです。

只、リハが出来ないぶっつけ本番の場合、イコライザー(音質調整)は、中立(フラット)にしておいて
ください。

リハで音質調整が事前に出来る場合は、そこまで詰めるのですが・・

ピエゾ素子のライン接続について

ピエゾ素子を貼っただけの弦楽器は、出来るだけ短いケーブルで繋いだ外付けプリアンプを通してください。

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以上ですが、なにぶん我流での音響知識の為 ? な箇所もあるかもです。
それと、あくまで一般的な場合の接続方法を書く為、省略している部分も有ります。ご了承を

吹田フェスタのステージ側 ケーブル系統図です。 普通のマイク以外も最初から回線を割り振りしています。
また仕込みの際、どなたが見ても判るようマンガチックに書いています。
Keitou

                       (はま記)

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コメント

沖縄三味線の場合ピエゾなら問題ないのですが、困るのがダイナミックマイクのヘッドを太鼓の中に埋め込んだタイプ。しかも、持ち主すら増幅の仕方を知らない。DIに繋いでびっくりしたことが何回もあります。三味線では表にピエゾが見えない場合まずダイナミックマイクと思って間違いなさそうです。


投稿: うえの | 2010年12月16日 (木) 21時15分

★うえのさま
楽器内蔵のダイナミック、う~ん どんなんでしょう。
1960年代エレキ小僧だった私には懐かしいメーカーの
GUYATOE が未だ健在でして、そこから出ているEMD
シリーズがダイナミックですね。
何故か手元にそのプリアンプが1台有ります。
これは、トーンコントロールの他、バランス出力も
付いていて使い勝手は良さげです。
ピエゾのプリアンプにも使えそう、がインピーダンスが
違うか・・
楽器の持ち主がどんな仕様のマイクを仕込んであるか
知らない話は良くあることで(笑)

投稿: はま@面白い企画探し中 | 2010年12月17日 (金) 19時21分

楽器屋さんに説明不足の責任があるのか、買う側の勉強不足なのか。
私みたいな超シロートでは、三味線のお太鼓に安物のピエゾを貼り付けただけで「宜しくお願いします」と言われた方が楽です。
いずれにせよ、困るのは現場のオペレーター。だから兎に角ネットで、今売ってる三味線のあらゆる楽器情報を知っておくのが一番大事だと思いました。

投稿: うえの | 2010年12月17日 (金) 23時44分

★うえのさま
某ネットオークションで良く目にするピエゾのキャッチが
「電池もプリアンプも要りません、アンプに接続するだけ」とか。
買ったことないので、取り説にどれくらいのセッティングに
関する説明がされているのか?ですが、長いケーブルで
卓に渡す場合とか、楽器にセッティングする時、間にフェルトを1枚
いれると音質が変わるとか、そのあたりまで解説してあるんかなぁ。
たぶん無いでしょうね(笑)

投稿: はま@ブログネタがない | 2010年12月20日 (月) 00時28分

勉強になりました(o^-^o)

ほとんどはPAさんに操作してもらうので、DIを見たこともありませんでした。
ひとつ自分で買っておけばいいですね。

投稿: uchi | 2010年12月20日 (月) 10時35分

★uchiさま
フェスタではハードな裏方作業をありがとうございました。
D.Iは音響さんが2,3台は現場に常備していると思います。
小さな箱ですがまともなのはそこそこしますし。

余談ですが、カラオケ尺八のサイトをご存じでしょうか?
http://zipangu.com/morijun/

私は、音響をやり始めた頃からこのサイトの機材のカテゴリーを
良く見ていました。
ストリート演奏用が主体なのですがなかなか面白かったです。
先ほど覗いてみると機材のカテゴリーはリンク切れの為か
残念ながら表示されない画像が多いです。

投稿: はま@来週もミュージックベル | 2010年12月20日 (月) 17時54分

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